
バンパールーバー
Insightにバンパールーバーを
2005年2月10日(木)
インサイトのカタログを眺めていた時に気付いたことなのですが、最新カタログの中に写っているインサイトのフロントバンパー下の開口部に何やらルーバーらしきものが見えていたのです。
わたしの乗っているHN-ZE1型のインサイトにそれは付いてはいませんでした。
昼間の明るい時間にバンパーを眺めると左右に一対の穴が開いており、ライセンスプレートベースの後側に付いている温度センサー取り付け台座にも穴が開いているのです。
パーツリストを探すとバンパー下側に取り付けるフロントバンパールーバーが存在しました。
これはYA-ZE1の130****以降とAAA-ZE1のパーツリストにしか存在しないものなのですが、前方から見た下側インテークの奥にはエアコンのコンデンサーが丸見え。飛び石でもあれば直撃です。
このルーバー、思うに前方から入る空気の整流が本来の目的だと思われますが、見た目もなかなか格好がよろしい。
で、早速パーツの手配となりました。
パーツ番号:71105-S3Y-A00
ルーバーの形状は翼型で、下向きの角度が付けられています。地面からの気流をエアコンのコンデンサーの上面にもうまく導く効果があると思われます。
低速時はルーバーが無い方が大量の空気が入るでしょうが、速度が上がると空気を整流した方が気流の乱れも無くうまくコントロールするためだと思うのです。
境界層の気流は中心部を流れる空気の方向を安定させる為、高速になれば開口部の大きさよりも空気の流れを制御したほうがコンデンサーの全面に均一な気流を当てることが可能だと思われるので海外向けや後期の国内向けに採用したものと思われます。
しかし、初期型のHN-ZE1にも取り付け穴はすでにありましたので、初期の段階では取り付けるかどうかの迷いがあったものと思われます。
さて、取り付けにはフロントバンパー下部の開口部に縦に並んでいるリブにスナップ出来るような構造になっており、ライセンスプレートベースを外せば簡単に取り付けることが出来るようになっていました。
センターにはタッピングスクリュー(5×10)で固定し、左右の取り付け穴は裏側から6mmのクリップナットを挟み込んで裏側からやはりタッピングスクリュー(5×10)で固定するようにするのが本来の取り付けです。
問題は裏側から取り付けるタッピングスクリュー(5×10)です。バンパーを外すのはインサイトに限って言えば大変な作業になりますし、コンデンサーとバンパーの内側には20mmほどのすき間しかありません。
ここでひとつよいアイデアが浮かびました。少し小さめのクリップで取り付けるのです。これならかろうじてコンデンサーとバンパーの間から取り付けが可能でした。
これを2個使用してバンパーを取り外すこと無くフロントバンパールーバーがきれいに取り付けが出来ました。