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ZE1インサイト 2004年12月27日〜2014年8月19日

インサイト(前編)   

 

Insightがオートテラスに入荷した


アルミで出来た車が欲しい。
世の中にはシャシーがアルミのスポーツカーや外板がアルミの車はいくつか存在します。
1960年代のスポーツカー(レーシングカー)は外板がアルミで出来ているものが多数ありました。
今ではそれがコンポジットに変わり、軽量化に貢献しています。
しかし材質フェチなわたしはアルミにこだわりたい。
ホンダのスポーツカーでアルミを使用している車にNSXがあります。外板と骨格をすべてアルミで作ったスポーツカーです。
S2000もボンネットはアルミ。そしてもうひとつ、NSXやS2000と同様に高根沢工場で生を受けたインサイトもほとんどがアルミで出来た車なのです。
 
NSXのようなピュアスポーツではなく、モーターアシストを搭載した近未来的なライトウェイト・スポーツクーペです。
前後バンパーとサイドシルカバー・スパッツを除く他の全てがアルミやマグネシウムで作られた魅力的な車だったのです。
 
 2004年12月27日(月)
 

 ホンダオートテラス奈良の最終日の午前中に到着したインサイト。 

カラー:シトラスイエローメタリック

長野県から積車に載せられてやって来ました。
 「尾張小牧501と※※※※」の希望ナンバーが付いた車でした。
 アルミボディの外観はかなりきれいでしたが、サイドシルの下側の両側下面に数センチから十数センチに渡って擦りキズが見受けられます。フロントバンパーにも少し小キズがあります。洗車をしていない状態なので薄汚れてはいますが、アルミボディの外観は磨きあげれば新車同様の輝きを取り戻すはずです。
 室内もきれいで、心配していたシートもヘタリや汚れはほとんど見受けられませんでした。
 期待していた社外ナビは掲載時の間違いで、ホンダ純正の工場オプションが装着されていました。考えようによっては「まもる君」に加入すればこれも保障対象になるのでいいかもしれません。
 運び込まれた時の走行距離は35,885km。これまでの生涯燃費は16.7kmを記録していました。
 平成12(2000)年式3月登録で、型式HN-ZE1、外装色はシトラスイエローM(GY22M)、シャシーNo.は1000626です。
 

リア右側面後方からの眺め

 わたしがホンダクリオさんから半月ほど借りていた時の燃費は24km/リットルぐらいでしたから車の固体差にしては開きが多すぎますので、走り方の違いではないかと思われます。
 その生涯燃費の数値は早速リセットしたのはいうまでもありません。
 これから自分で走って出す燃費は22km/リットル以上は記録したいですね。
 
 明日、奈良署へ車庫証明を受領に行き、年明けの6日に納車整備後引き渡しの予定です。
 マイクロロンを投入するため、明日の28日に「モトパワー」にて16ozを購入してきます。
 使用するのは半分だけで、残りの半分はTODAYに入れます。
 
 今日はエンジンをかけて音を聞き、ブレーキの具合と電装関係のチェックをしただけです。
 助手席のパワーウィンドウを下ろした時に最後の方で「ガリッ」という音がするのが気になったので、納車までに修理していただくようお願いしておきました。

室内:アイレベルからの眺め

 エアコンのクリーンフィルターは一度も交換された記録が無いため、これも同時に交換です。
 ブレーキペダルのゴムも少し使用感があったのでこれも新品に交換してもらいます。
 
 見た限りの状態で大きな問題点は無かったようです。
 
 納車後にすぐ走る予定なので、その際に細かいチェックをしようと思っています。
 
 近いうちに交換する予定のものは、ヘッドランプのバルブを高輝度のものに交換し、しょぼいホーンをダブルホーンに交換。

室内:助手席側からコンソールとナビゲーション

 タイアはブリジストンの「B-Style 165/65-14」が入っていました。
 前のオーナーが一度交換しているものと思われます。
 

■購入動機: 

Euro-Rの代車としてお借りした奈良県で唯一の試乗車のインサイト

 2002年5月にEuro-Rのオイル消費が3,000kmで1リットルを超えたため、ピストンリングとピストンの交換のために入場したホンダクリオ奈良から奈良県に1台しかない試乗車を代車として無理矢理お願いして借りたインサイトがわたしのところに2週間ほどやって来ました。
 
 Euro-Rの1,330kgと比べると64%ほどの重さしかないインサイトの軽快な走りは60年代や70年代の軽量スポーツカーを彷佛とさせました。
 ホンダマチックSというAT車の車体重量が850kg。これは1,000ccの排気量を持つ車としては特に軽いわけではないでしょう。以前乗っていたシティ(GA1)4速フルオートの車重は710kg。
 これと非常に似通ったスペックを持っています。一番ピッタリなのがホイールベース。2.400mという数値は全く同じです。ちなみにS2000のホイールベースも2.400mです。
 
 最大出力はGA1が76ps。ZE1インサイトが70ps。但しこれにモーターアシストが付加されますので、15psを上乗せした事になります。
 話が脱線しましたが、とても軽快な印象だった事をお伝えしたかったのです。
 
 Euro-Rの修理が出来るまでの間、いろんなところへインサイトを走らせました。
 その間の平均燃費は24km/リットル。これは軽自動車でさえ到達するのが難しいと思うほどの低燃費でした。
 
 アルミボディならではのソリッド感もあり、細みのタイアを履いているにも関わらず、少ないロールでコーナーをクリアする姿はライトウェイトスポーツと言って間違いないと思います。
 
 Euro-Rが戻ってきてからもインサイトのことが忘れられず、2004年7月にEuro-Rの車検を通すかどうかさえ迷ったのです。
 
 せがれがこの頃に免許を取得する段取りをしていましたので、どのような車に乗りたいかと訪ねたら「Euro-RとBeat」という答えが返ってきました。
 さすがです。わかっていますねえ。
 
 しかし、免許取り立てのせがれにBeatやEuro-Rを託すわけにはゆかないので、他に欲しい車は何かを訪ねたら「う〜ん、TODAY。MTRECの5速マニュアル」ということでした。
 これもなかなか無い。しかしなんとか手に入ったので(TODAY(JA4)がやって来たを参照)ようやくEuro-Rを手放す決心がついたのです。
 
 2004年12月中旬、日本全国にあるホンダオートテラスにインサイトは3台ありました。
 半年ほど前なら70万円ぐらいで購入出来たのですが、近頃は90万円前後で高いものは130万円ぐらいの価格になっていました。
 
 発売されたのが1999年9月ですからそろそろ5年を過ぎて来年は6年目になります。
 そう、ホンダが全面モデルチェンジをするか車種体系から落とすかどうかという期限なのです。
 
 インサイトは初期には月産300台となっていました。しかし2003年度は年間60台!、2004年度は年間生産50台と言う少数販売車種となっていたのです。
 これはほとんど売れていないということですよねえ。
ということは2005年度にはフェードアウトする可能性が十分あると言う事です。
 こうなったら欲しい、是が非でも欲しいとなるのは心情です。
 
 Gooの中古車検索で探したところ日本全国で販売されているインサイトの中古車は9台でした。そのうちオートテラス系の販売店は3件。愛知県に赤色のAT車が1台、岐阜県に黒のMTが1台、長野県にシトラスイエローのATが1台という状況でした。
 愛知県と岐阜県は商談中とのことで空振り。
 長野県だけが唯一の望みとなりました。
 
 問い合わせてみたところまだ商談は入っていないとの事。しかし販売は直接行いたいと言う事で奈良のオートテラスへの業販はあまり乗り気では無さそうでしたが、長野のオートテラス店長と奈良ホンダクリオ店長だった方と親しかったのがわかり、奈良オートテラスへ業販をしてもいいという話になりました。
 
 これが判ったのが12月21日でした。奈良のホンダオートテラスの営業である藤本氏が休日にも関わらず手を尽くしてくれた結果でした。
 
 そうと決まればEuro-Rと入れ替えの車庫証明をいただくために奈良警察へ出向き、28日午前中に車庫証明をもらうことができました。
 
 長野県のオートテラスから車が到着したのは12月27日だったのですが、翌日の28日からホンダオートテラスがお休みとなり、陸運事務所は28日まで事務処理を行っているにも関わらすナンバー取得が出来ないのです。
 
 これは前にBeatを買った時も春休みだったので納車は5月連休明けとなったこととよく似ています。
 
 5月と違うのは冬の季節なので車に乗る事は余りないのでなんとか我慢して待つ事が出来そうです。
 2005年1月4日から仕事始めとなるホンダオートテラスでインサイトの納車整備をしてもらい、5日にナンバー取得してから6日に納車となる予定です。
many thanks RSmach and other persons.
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新骨格軽量アルミボディ ※ホンダのインサイト情報から

シャシーの軽量化 ※ホンダのインサイト情報から