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こんな暖か商品があるなんて・・・・

冬の寒い朝や夜中、冷えたクルマのシートに座る時ってぞくっとすることありません?
今まで暖かい部屋で温々していたときは大抵そうです。

バイク乗りだった頃でも冬に走るのは嫌い。だって寒い。足先が痛い、手が冷たい、背中もお尻も寒くて「なんでこんな冬の寒い日に俺はバイクで走ってンだろ?」って思いました。
元来軟弱なのです。車に乗るようになってからは天国でした。でもバイクの軽やかさや自由感は捨てがたい。
多少アウトロー的な乗り物でもあるバイクから逃れることは出来ませんでした。でもやっぱり寒いのはイヤ。

オープンカーって自動車の中でも特殊なカテゴリーに入るようで、幌式の車に乗っている方でも大抵は幌を掛けたままで走っておいでのようです。
日本の気候や風土、交通事情を考えると、

  • ●ディーゼル排気が臭い。(わたしは大嫌い)
  • ●雨が降る。
  • ●雪が降る。
  • ●夏は蒸し暑い。
という条件でオープンカーをそれらしく走らせるなんてかなり根性がいるのです。
バイクよりはましですが、一旦快適なクローズドボディー慣れてしまうとオープンでやせ我慢もしたくないのが本音。
夏場の暑い時は乗らないのですが、冬場のオープンカーっては見かけとは違って快適なんです。

寒いバス停で、いつ来るか判らないバスを待つおばちゃんがオープンで走るわたしのBeatを見て、
「こんな寒いのにあんな格好で走って寒くないのかしら。」と聞こえよがしに宣いました。
なんの、バスを待つおばちゃんよりもずっと快適でしょうな、ヒーターの効いたオープンカーって、ヤグラコタツに足をつっこんだまま走っているようなモノだから。
外見じゃ判らない気持ちよさがあるのです。
しかしちょっとだけ辛いのは、ヒーターの熱風は足下と顔には来るのですが背中とお尻が寒い。
これを解決するにはシートヒーターが在ればいい。
探せばいろんなメーカーから発売されているのでしょう。でも探したこともなかったのです。
寒い冬の午後、わたしのバイクの面倒を見ていただいている「MotoPower」へハンターカブ HONDA CT110の進行具合を見に行った折りに店内のショールームでおもしろいモノを見つけました。

左の写真が製品の入っていたパッケージです。
最初はドイツ製のシートサポートのようなモノ(姿勢を正すような)だと思ってたのです。
聞いてみるとシートヒーターだって。
HELLAはドイツのヘッドライト関連メーカーだと思っていました。
こんな製品も出しているのですね。
正式名称“HELLA drive & warm”と言うそうです。
日本名「シートヒーティングドライブ&ウォーム」





シガーライターソケットから電源を取り、3段温度調整スイッチでシートの温度が調整できるそうです。
  • レベル3:(60ワット)=ウォーミングアップ時(注)15分以上レベル3を続けないこと
  • レベル2:(30ワット)=背もたれ部分のみ暖まります。
  • レベル1:(15ワット)=継続して使用時

このように別れています。1.5mのケーブルと手元に3段階の表示がついたスイッチがあり、簡単に取り付けて使用できます。
冬場のオープンで何より辛いのは背中の寒さ。これが解消されるのですから大助かりです。
消費電力は最大でヘッドライト片側の消費量とほとんど等しく、電力供給に関してはなんら問題がないと思われます。
生地は表地・裏地ともベロア素材を使用してあり、ドイツ車の純正シートと同等の生地を使用と明記がありました。
Beatに取り付ける場合、素材の厚み分だけ座高が高くなります。圧力を掛けない状態で約10mm、押しつけるとペッタンコになるほど薄いのですが、182cmのわたしには座高がちょっと高くなったような印象がありました。
それを除けば、シート上に敷いた事による違和感はありません。


しばらく使用してみて様子を見たいと思っています。

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シートウォーマー説明写真