待望のBeat用コンピュータ(ECU)交換(by RSマッハ)

2001年4月7日(土曜日)

今までわたしのBeatは快調に走ってきました。軽自動車ですからそんなに飛ばすこともなく、「オープンエアドライブの楽しさだけ味わえればいいさ。」と走ってきたのです。

数ヶ月前に「三重オープンカーサークル」という集まりに参加したときのことでした。
十数台集まったオープンカー達。もちろんわたしのBeatも含めて数台のBeatが集まりました。
外観から想像するに、ノーマルのBeatは一台も無くて、マフラー・ロールバー・シート・ハードトップはいうに及ばず、オーディオからカーナビまで多種多様の改造が施されていました。

区間計測(合法的な速度です)を含めてステージを走るBeat達はみんな快音を響かせて走って行きます。
昼食を食べた後、西名阪を通って風力発電塔を見に行こうと言うことになりました。数台が西名阪の追い越し車線を走って行きます。
ふと気が付くとスピードメーターは100km/hを越えてしまっていました。もちろんこの速度でもBeatはとても快適に走り、そしてパワフルです。追い越しざまに加速する他のBeatを見ると「あれ?どうしてリミッターの利く速度を超えて加速できるの?」という疑問が生じました。
だってわたしのBeatのメーターは1●●km/hを越えているのですから。

それは後で聞いた話ですが、速度リミッターを解除してある車だから出来るのだと言うことが判ったのです。
まあ、そんなに飛ばすわけでもないのでわたしには無縁のもの、その時にはそう思っていました。

3月25日(日)名阪スポーツランドで開かれたトータル・チューン・ワークス走行会でのことです。
見せていただいたBeatのコンピュータに「神様、もっとパワーをください。」と書いてあったのです。
コンピュータを変えるとパワーが出るのかしらん?
RSマッハの代表に相談してみると、燃料マップや点火時期などを変更し、ハイオク仕様としたコンピュータだとトルクが太り、多少ではあるがパワーアップも望める。更にハイオクガソリン使用でエンジンのクリーンナップ効果もあるし、微妙なセッティングによってキャブレターの頃ではジェットの交換で行っていたチューニングを、今はコンピュータでやっているとのことでした。
それに伴い、スピードリミッターも解除されて(レブリミッターは残したまま)相対的に走りやすくなると言うものでした。

これはやるしかない。
先立つものは?これにはホームページのトップページに貼ってあるバナー「YAHOOオークション」がかなりお役に立ってくれたのです。手持ちのプラモデルを13台処分したおかげでコンピュータを購入する資金が出来ました。

早速、RSマッハに電話して「わたしのBeatのコンピュータを取り替えて下さい。」と言うことに相成ったのでした。

左の写真は、コンピュータを交換するために助手席のシートを外して作業に取りかかろうとするところです。しかし、わたしのBeatにはロールケージが入っていたのですよ。これのせいで作業が大変煩雑になりました。
RSマッハの代表は「ロールケージが入っていたのか。こりゃ大変だな。」と一言。

でも仕事は安心して任せられますね。今回もわたしはほとんど見ているだけ。
右の写真は、助手席のシート後ろにあるグローブボックスの裏にあるコンピュータにアクセスするために外しているところです。

左の写真は、インナーを剥がしてコンピュータ(ECU)が顔を見せたところです。遮熱のために断熱材が貼ってるのが判ります。
ここからボルトを3本外してコンピュータの下側から出ているコネクタを2個外すとコンピュータが取り出せました。
RSマッハのコンピュータをオリジナルと取り替えて、ボルトを締め付ける前にテスト的にエンジンを始動するとちゃんとかかりました。(ちょっと不安でした)
ここまでの作業時間は約30分です。
元通りインナーを戻してシートを取り付けて終わり。
エンジンを始動すると最初ちょっとだけアイドリングが低い感じがしたのです。
通常1250rpmぐらいが標準なのですが、加速した後にアクセルを戻すと800rpmぐらいまで回転が落ちてしまいます。もちろんストールする事は無かったのですが少し不安でした。

帰り道、加速時にレブリミッターが利いているかどうか試すために9000rpmちょっとまで回転を上げると9100rpmあたりでリミッターが利いて動作確認は終了。その後のアイドリングは800rpmまで下がることもなく、安定して1250rpmあたりで落ち着いたので、問題はないのだと思った次第。

これから少し走り込んで新しいコンピュータの効果を確かめたいと楽しみにしています。

追伸:
HONDA Beatのスピードリミッターを外すとたぶん160km/hぐらいは出るそうです。
そういえば1●0km/hでもパワーが余っていたような気がする。

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