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ホンダの四輪が好きになるきっかけを作った営業さん

2009.03.28(Sat)

長年お世話になった(株)ホンダ四輪販売南近畿の常務が本日定年で退職されました。
倅が生まれた26年数ヶ月前、ワタシが28歳の頃です。
バイクに乗って発売されたばかりのホンダシティのカタログをもらいに奈良市宝来町にあるホンダワールド(その後、ホンダクリオ・ホンダカーズと名前は変わる)に行ったときに初めてであった方です。
その時の印象は今でもはっきりと覚えています。
自分たちの話に夢中になっている営業さんの中でこの方だけが目配り気配りの出来る方とお見受けしました。冷やかしだと判っているワタシに丁寧な応対をしていただき、そのとき以来その方の虜になりました。
その後すぐに買った車はホンダシティマンハッタンルーフ。もちろんその営業さんからです。
何年か経ってその方は店長になり、うちの担当の営業はその方が鍛えたサービス出身の営業さんに変わりましたが、いつもその方が後ろにいてくださる安心感と信頼感は絶大でした。
何年か経ってワタシの仕事は現場から営業職へ。そんなときでも実際の上司より心の中ではこの方がワタシの上司でした。心の拠り所です。
店長から部長へ、そして常務取締役に昇進されてからも変わらないお付き合いをいただいていました。

そして27年後の今日、60歳の誕生日を迎えられたその方はホンダ四輪販売南近畿を退職される日になりました。

お勤めの最後の日である今日、会いたくなってホンダ四輪販売南近畿の本社に行きましたところ、5分ほど前に会社を出られたと教えられ、行く先を教えてもらって後を追ったのです。
幸いにしてすぐ近くのディーラーに行かれていたところで会うことが出来ました。今までの感謝とお礼のご挨拶伝えてお別れしました。

夕方の18時、玄関の呼び鈴がなったので玄関を開けに行くとそこに常務が・・・・。
うちの父親にまで挨拶に来てくださったのです。
お忙しいにも関わらずわざわざうちの家にまで来てくださり、家にいた父親と今までの思い出話と今後のことを話されているのを一緒に聞いていました。